栃木県小山市にある摩利支天塚古墳に行ってきました。
古墳南側から参道となっており、古墳を上り歩いて摩利支天社にお参りするようになっている古墳とです。
全天球写真(360度写真)
摩利支天塚古墳の上。参道から。
摩利支天塚古墳の中で私的に一番の萌えスポットです。
摩利支天社前から。
摩利支天塚古墳について
ちょっとわかりづらかったですが、古墳の南側に入口とちょっとした駐車・駐輪できるスペースがありました。
入口スペースに古墳についての案内板があったので一部抜粋。
〇摩利支天塚古墳
摩利支天塚古墳は、隣接する琵琶塚古墳とともに県内で最大の規模を誇る大型の前方後円墳です。
後円墳の墳頂には後年になって摩利支天社が祀られ、今に至っています。
また墳丘上には、円筒埴輪が列を成して存在していました。これらの埴輪や古墳の形状などから、この古墳の築造年代は、5世紀末から6世紀初頭と推定されます。
摩利支天塚古墳の案内看板より抜粋
確かに隣にも大きな古墳があるんですよ。そっちの琵琶塚古墳は周囲の木が伐採されて遠くからでも存在が確認しやすくなりました。
かたやこちらの摩利支天塚古墳は大通りからは林にしか見えず、見つけづらかったです。存在を知った後も「林の中を歩いて行くのかな?」と思っていたほどです。
古墳の南側へ回る事で案内板や鳥居が現れ、入口が分かります。
古墳へ上がる階段が整備されていましたが、程よく苔生した感じと人があまり踏み入られていなさそうな草木の雰囲気がたまりません。
前方後円墳の内の「前方」部分が参道となっており「後円墳」に摩利支天社が見えてきて、もう一段階段があります。
階段を上ると境内が広がり、いくつかの祠、手水舎、本殿がありました。
ちかくに同スケールの琵琶塚古墳と「国史跡 摩利支天塚古墳・琵琶塚古墳資料館」があるので、古墳や史跡好きにはたまらないスポットですね。
所在地
〒323-0017 栃木県小山市大字飯塚362