栃木県壬生町三好町にある愛宕神社に行ってきました。
愛宕塚古墳の上に作られた神社です。
古墳と神社が一度に楽しめる素敵なパワースポットでした。
全天球写真(360度写真)
古墳の上、拝殿前から参道を見下ろしてパシャリ
愛宕神社について
古墳前に神社と古墳の案内があったので一部抜粋。
〇愛宕神社について
国指定史跡の愛宕塚古墳にある神社で、前方部上にまつられています。
元禄七年(1694年)に壬生城主、松平輝貞が壬生城の鬼門除けとして建立したと伝えられています。
〇愛宕塚古墳について
町の中央部を南流する黒川東岸の台地上に築かれた二段築成の前方後円墳です。
北500mに築かれた国指定史跡の牛塚古墳と車塚古墳とあわせて、古代下野野国を代表する古墳群となっています。
愛宕塚古墳の墳丘の周囲には深い周溝(空堀)がめぐり、さらにその周囲には周堤(土塁)がめぐっていました。現在、南側の周堤部は大きく削られていますが、北側および西側の周堤部は良好な状態でのこっています。
参考:愛宕塚古墳案内看板
壬生町内ではここ三好町の他に、表町にも愛宕神社が松平輝貞公によって建立されました。
火防の守りと、鬼門の守りの為です。三好町が壬生城の鬼門、表町が裏鬼門にあたりそれぞれ鬼門の守りとして造営されました。
街道から公民館が見えます。
その脇に古墳と神社がありました。入口の鳥居と巨木。御神木かな?
訪れたのは9月の下旬。まだまだ緑が綺麗で参道の雑草も整備されて、多少あったくらい。
(*゚∀゚*)この参道と石段の雰囲気がとてもよき!!
石段を上り切った所で振り返り。木漏れ日がまたいい感じ。
拝殿の様子。
拝殿前にも巨木があったようですがこちらは切られた後でした。
拝殿横の墳丘から古墳の後円部分や周溝を覗く。蚊がめちゃめちゃ寄ってきました(´・∀・`)
今度は冬場にでもゆっくり周溝も見て回りたいなと思いました。
壬生町の中でも特に素敵な史跡と神社です。
国指定の古墳と壬生城にゆかりのある神社。歴史に触れることが出来ました( ・∇・)
御祭神・御利益
御祭神
火之加具土神(ひのかぐつちのかみ)
火之加具土神は火産霊神(ほむすびのかみ)とも呼ばれる火の神様。
古事記や日本書紀で御神名の表記が異なるけど、同一の神様。
御神徳・御利益
火防守護
家内安全
所在地
〒321-0214 栃木県下都賀郡壬生町大字壬生甲3278