万能の神を祭る【大神神社と室の八嶋】(栃木県栃木市惣社町)

神社

栃木県栃木市惣社町にある大神神社(おおみわじんじゃ)に行ってきました。

「室の八嶋」と呼ばれる8つの島が浮かぶ水場がある素敵な雰囲気の神社です。

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全天球写真(360度写真)

「室の八嶋」の手前と拝殿の間から。

大神神社の参道から。

大神神社について

万能の神「大国主神」を主祭神とし、相殿祭神として「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」と、その父、夫、子のを祭る神社です。

なんといっても境内にある室の八嶋の景観が素敵な神社でした

こちらは松尾芭蕉も訪れて句をのこした事でも有名のようです。

〇大神神社について

大神神社は、日本最古の神社である奈良県の大三輪神社の分霊を祭るため、建立されたと伝えられている。境内には下野の名勝地「室の八嶋」があり、元禄2年(1689年)松尾芭蕉はこの地を訪れ、「糸遊びに結びつきたるけぶりかな」の句を残している。

大三輪神社境内の案内看板より抜粋

室の八嶋の8つの島々にはそれぞれ社があります。

境内全体もあわせると15の社があり、多くの神々が祭られていました。

立派な杉の御神木もあります。

こちらは平成16年からのご神木のようです。先代の御神木は御神庫脇に切り株がのこるのみとなっていました。

参道も素敵でなりません。林道の中に灯篭が並び風情溢れる参道です。

お参りとしてもオススメですし、室の八嶋も大変素敵な神社でした。

御祭神と御神徳

主祭神

大国主神(おおくにぬしのかみ)

配祀神

大山昨命(おおやまぐいのみこと) 【木花咲耶姫の父】

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) 【木花咲耶姫の夫】

木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

彦火々出見命(ひこほほでみのみこと) 【木花咲耶姫の子】

日照命(ひでりのみこと) 【木花咲耶姫の子】

御神徳・御利益

主祭神である大国主神は「万能の神」「福の神」とされ、様々な御神徳があります。

婚姻、交通安全、医学、醸造などがあげられています。

また相殿祭神として木花咲耶姫命の御神徳、安産、子育て、婦女子の守護があるとされています。

所在地

〒328-0002 栃木県栃木市惣社町477